設立時のあいさつ

 

 濱田 毅 会長

 「一般財団法人 佐渡市スポーツ協会」は、長年にわたって地域コミュニティづくりに功績を積み上げてきた10の各地区体育協会と、競技力向上に取り組み、実績をもっている17の各種目競技団体、および青少年の健全育成に役割を果たしてきた小中高の3つの学校体育連盟の合計30団体で構成された「佐渡市体育協会」と、全国から参加者が年々増加傾向にある、佐渡国際トライアスロンや佐渡ロングライド210、佐渡トキツーデーウオークなどの各種スポーツイベントを開催し、交流人口の拡大や島に活気を生み出す観光スポーツイベントを数多く運営している、「一般財団法人 佐渡市スポーツ振興財団」が統合し、平成27年5月30日に誕生しました。
 
 統合に至るまでには様々な問題や課題が多く、紆余曲折もありましたが、基本的に佐渡市民のスポーツ活動の振興と市民スポーツの活性化という同じ目的を持つ組織の統合は妥当と受け止めております。
 
 本日を迎えるまでの過程において、温かく支え、ご指導くださいました佐渡市当局並びに佐渡市教育委員会、そして真摯に協議に取り組んでくださいました理事さんはじめ、関係者の皆様にこの場をお借りして深く感謝申し上げます。
 
 第一歩を踏み出したとは言え、課題は山積みしております。二つの団体が一つにまとまったから、これで市民のスポーツ振興も完結できるというような甘い考えは毛頭ありません。統合に向けた話し合いの中で出された課題を解決するには、それなりの労力と時間が必要ですが、市民の期待に応えるべく、今後、佐渡市のスポーツ文化を築いていかなければならないと考えております。スポーツ協会は外郭団体ではありますが、行政のパートナーとして協力団体として、会員一同団結して佐渡市のスポーツの振興、発展の一翼を担い尽力する所存であります。今後とも引き続き、温かいご指導ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
 

平成27年5月30日
一般財団法人 佐渡市スポーツ協会
会長 濱田 毅