会長あいさつ

 
 
 
一般財団法人 佐渡市スポーツ協会

会長 渡邉晃三

 この度一般財団法人佐渡市スポーツ協会第2代会長に就任いたしました渡邉晃三でございます。
 当協会は、地域のスポーツ振興と競技力の向上を目指した「佐渡市体育協会」と市民に限らずオープンにスポーツ振興を目的とした「佐渡市スポーツ財団」が統合し2015年に誕生しました。市民並びに世界にスポーツの門戸を拡げた全国的にも例を見ない特色あるスポーツ団体です。
 佐渡市は、少子高齢化社会が進み市民の平均年齢が約60才、年間の出生数は約200人、人口も5万人を割ってきました。その中でスポーツの持つ可能性は新たな局面を迎え、例えば健康寿命の向上や地域コミュニティの活性化にも貢献することが従来よりも増して期待されます。また佐渡国際トライアスロン大会が、専門誌による4年連続日本最高の大会と評価され国内のみならず海外にも佐渡の魅力を発信する重要な観光コンテンツとして再評価されています。そしてスポーツツーリズムは、観光の切り札として世界遺産登録に続く佐渡観光のインバウンドへの導火線に成り得る魅力を秘めています。
 スポーツを通じて市民生活を豊かにする、佐渡の発展に貢献できる可能性を持った当会ですが、多くの組織と人材を束ね、外部団体と連携し、指定管理施設の有効活用することは並大抵のことでなく、職員の努力と市民の皆様の協力が必要不可欠です。またスポーツ協会は、外郭団体ではありますが行政のパートナーとして協力団体としてその責務を自覚し、会員一同団結して佐渡市のスポーツ振興、発展の一翼を担い尽力する所存であります。
 今後とも引き続き、温かいご指導ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
   

令和5年6月